今回紹介する本はこちらです。
ユダヤの商法 世界経済を動かす 著者:藤田田(デンと発音してください)発行所:株式会社KKベストセラーズ
※アフリエイト広告を利用しています。
この本は読者が選ぶビジネス書グランプリ2020ビジネス実務部門で第4位になった本です。
ユダヤの商法とはいったい何なのか?要点をまとめてみました。
本書の紹介の前にユダヤ人に関して少し知識を・・・
著者もこう言っています。
ユダヤ商人は、世界を支配しているのだ。
27ページより引用
ユダヤ人はとても優秀な人達で何やら秘密がありそうです。
なお今回から新しいキャラを紹介します。
じま悪魔と
よろしくな
じま天使です。
よろしくね。
こいつらちょくちょくでできます・・・・
78:22の宇宙法則
ユダヤの商法の基礎になっている法則の1つ。人間が曲げる事のできない宇宙の大法則で大気中の成分も窒素78:酸素22。人間の体も水分が78:その他の物質22。
不変の真理であると著者は述べています。
お金でいえば、一般大衆が持っているお金22:20万人足らずの富裕層が持っているお金78となり、78の富裕層を相手に商売をした方が儲かるという事です。
藤田田氏は日本マクドナルドのイメージ強いですが、以前はダイヤモンドや婦人靴、バックなど高級品を輸入で仕入れて扱っていました。
富裕層をメインに商売をしていたんですね。
これはイタリアの経済学者パレートが発見した80:20の法則、いわゆるパレートの法則と似ていますね。
専門用語使ってインテリぶるんじゃねえ。分かりやすく教えろや!!
例えば・・・
会社の売上の8割は全体の2割の顧客が生み出す。常連さん、ヘビーユーザーをより大切にしていこうという事ですね。
会社の売上の8割は全社員の内の2割で生み出している。会社の中でも稼ぎの筆頭になっている部署やエース社員と言われている方いますよね。
自分の行動でいうと、自分がよく話す人は家族や会社の同僚ですが、だいたい2割くらいの人で、全体の8割占めています。
あとはよく行くお店って、基本的にずっと同じお店行きますよね?
毎回違うコンビニに行く人は少ないと思います。
仕事も2割の重要な事に集中すれば、効率よく仕事できるね。
女を狙え
じゃあ、ザギンのコリドー通りで、ねーちゃんナンパしてくるわ
という事ではありません(笑)
男は働いて金を稼いできて、女は男が稼いできたお金でいろんな商品を買っています。
女を攻撃し、女の持っている金を奪え
35ページより引用
と著者は述べています。
逆に男を基本とする商法はお金を持っていないので10倍難しいとしています。
じまも物をいつまでも長く使う貧乏性だもんな!!
なんだか男としてはちょっと寂しい・・・
確かに服やバック、宝石、化粧品などはデパートの1階にあり女性専用の物が多いですね。女性専用のファッションビルなども多いです。
私個人的に思うのですが、女性用のバックでめっちゃ小さい物あるじゃないですか?あれ何を入れるんですかね・・・・財布とかも入んないし・・・ポテトチップスなんて絶対入んないし・・・
それがファッションなんだよ。おじさんには分からないよ
私の家も妻の使うお金の方が圧倒的に多いです。
必ずメモを取れ
ユダヤ人は、重要なことは、どんな場所でも必ずメモを取る。
43ページより引用
ユダヤ人はユダヤ商法にあいまいさが生じる事を許さないと述べています。
人間は必ず忘れる生き物だよ。ちゃんとメモとろうね
契約は神様との約束
ユダヤ人はいったん契約したことはどんなことがあっても破らない。
55ページより引用
契約というのは神様と交わした約束であるので破るわけにはいかないと著者は述べています。
いわゆる約束ですね。
私はこれ、なかなかできていないですね。
この本を読んでからは約束を守るようにしていますが、約束を必ず守るというのは、おいそれと安請け合いできないと分かり、私の働いている業界は天候など不確定要素が多いので、約束できるようにするにはどうするか?を考えるようになりました。
相手との約束はどんな事でも必ず守ろう
普段の人間関係でも、気軽に約束して、行けなかったり、遅刻して行ったりする事ありません?
私はめっちゃあります!!
誇るんじゃねえよ!!
人との信頼は小さい事の積み重ねだと思います。
ちょっと一息、じまの失敗談
私、仕事でもいろんな失敗をしてきましたが、一番多かったのが、メモを取らなかった事と約束を守らなかったいう事でした。それぞれのケースを書き出してみました。
メモを取らなかった
私は以前メモを取る習慣がありませんでした。
私の働く業界では、月、水、金と顧客と取引があり、生鮮品を取り扱っています。
生鮮品は天候に左右されて品物が入荷なかったり、病気や害虫で大きく収穫が減ったりで非常に不確定要素が大きく、顧客の要望している品物など出せない時があります。
そんな時、
「次の取引でも間に合うから、次に入れておいて」
と言われる事があるのですが、忙しかったり、何か他の作業をしてると・・・
必ず忘れますね!!
そして次の取引になって、顧客から
「頼んだ物、入ってないよ・・・」
その時は頼まれたか、頼まれてないか良く分からず、思い出せない・・・
私が取った行動は、
逆ギレをする!!言われてないと言い張る!!
最悪な人間ですね。
私の経験として、約束関係では相手の言った事が9割近く正しい事が多いです。
頼まれた事は必ずメモを取って、随時見直しましょう。相手が頼んだ気になっている時もあるので、ユダヤ人の様にしつこく確認しましょう。
約束を守らなかった
私の仕事には顧客が毎回使用する物を産地に依頼をし、必ず使用する日に納品するシステムがあります。
それは年末の最後の取引でした。
いつも頼んでいる品物が入っていない・・・・どうやら年末で産地が休みになり入荷がないとの事。
顧客に品物がないと伝えたら・・・
「なきゃ困るよ・・・・」
そう、最後の取引なので、それ以降はしばらく取引がないのです。
私は・・・・
産地まで取りに行きました!!
東京から伊豆の下田まで片道、車で3時間・・・
伊豆の天城超えの時とか、インプレッサWRXで
1人イニシャルDしましたね!!
帰ってきたら夜の0時。次の日は出勤は朝の2時・・・・払った代償はあまりに大きい・・・・
著者もユダヤ人との取引の際に、納品日が間に合わず1000万円で飛行機をチャーターして間に合わせるシーンがあるのですが、信頼を失わなくて良かったと思います。
感想
普段滅多に接する事がないユダヤ人。ただそのユダヤの商法は大変学ぶべき物がありました。
特に一番私が心に残ったのが約束を守る事。これは相手との信頼関係を保つ最低限の事であり、著者は「銀座のユダヤ人」と呼ばれたのは、常に約束を守るとして、ユダヤ人から信頼されたからでした。
いろいろな事を書きましたが、ユダヤの商法の一番土台になっているのは、相手の信頼を裏切らない事なのではないかと思います。
この本は私が気になったところをまとめましたが、続きは著者がユダヤ人より商売の基本を学び、日本マクドナルドを創業するまでの流れや著者の知り合いのユダヤ人のエピソードなど書いてあり、大変面白い内容です。
世界でも優秀で商才に長けているユダヤ人。そのユダヤ人から私達も学んでいきましょう!!
良き人生を!!
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