【パンよ、お前もか!?】いつものパンが私達の脳に深刻な影響を与える?

「いつものパン」があなたを殺す

著者:デイビット・パールマター/クリスティン・ロバーグ

訳者:白澤卓二

発行所:株式会社三笠書房

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題名が衝撃的!!

とツッコミが入りそうですが、今回はこちらの本を紹介します。

パンですか!?

だって・・・私達とパンは

マブダチでしょ?ズッ友だよね!?

と思っていますが、著者はパンは私達の体だけではなく、脳にも大きな影響を与えると述べています。

著者は精神科医で栄養学にも精通しており、食事が脳に与える影響を研究してきました。その上で小麦がとってもヤバイよと述べています。

本の内容を少しだけ紹介していきます。

「いつものパン」があなたを殺すについて詳しく知りたい方は本書をお読み下さい。これから紹介する項目以外にも重要な事はたくさん記載されています。

脳と食事の関係

食事は脳にも影響を与えていた

食事は私達の体に大きな影響を与える事は私のブログでも述べてきました。

詳しくはこの記事を読んでみて下さい。

糖分を摂ると脳からドーパミンが出て気分がハイになる事は知っていましたが、著者は

脳は食べる物に敏感である。

15ページより引用

と述べています。

アルツハイマー病にも関係している?

後に詳しく説明しますが、アルツハイマー病の原因は脳の「炎症」であると著者は述べています。

脳には痛みを感じる受容体がない為、脳の炎症を感じることができない。

59ページより引用

なので、アルツハイマー病って急に判明しますよね?

あの天才ギャンブラー、ア〇ギでも突然アルツハイマー病になりました。

なんで、あの人が!?何が原因?と思いがちですが、実はずっと脳は少しずつ炎症を起こしていて、ある時に急に発症するのです。

炎症について

炎症とは何か?

蚊に刺されて赤くなったり、どこかに体をぶつけると腫れたりしますよね?あの腫れや痛みの事です。

著者は

これらの炎症は必ずしも悪い反応ではない。

59ページより引用

と述べていますが、

しかし、この炎症がコントロールできなくなると問題が持ち上がる。

59ページより引用

要は炎症って何日かすればすぐに治るじゃないですか?

それが治らず、いつまでも続く事が問題であると述べています。

炎症はすべての病気の原因

炎症が本来の目的から逸脱すると、さまざまな化学物質がつくられ、それが細胞にとって直接的に有害となる。

60ページより引用

炎症が細胞にダメージを与え、そのダメージが原因で病気になるという事ですね。

炎症はなぜ起こる?

私達は生きていく上で絶対必要な物があります。

え!?ポテチですか?コーラ?

違います。答えは

酸素!!

これがないと生きていけませんね。

体が酸素を取り込んで体に必要なエネルギーを作り出す際に体内で酸化が起こります。リンゴを向いたまま放置しておくと茶色くなりますよね?

あの現象と同じ事が常に私達の体の中で起きているのです。

りんごに効くからって、

塩水かけたりしてもダメだからね!!

著者は

惰性的炎症の原因は、酸化ストレス、つまり生物学的な「腐食」であるということだ

62ページ

と述べています。

なので生きているだけで炎症が起きるという事は炎症を完全に防ぐ事は

無理ゲー!!

という事ですね。

ただ炎症を抑える事ができるのが、抗酸化物質なのです。

そう、ビタミン類やポリフェノールなどの機能性成分になります。

グルテンの正体

グルテンとは?

小麦などの中に含まれるたんぱく質の混合物で粘着性のあるものです。文房具の、のりを思い浮かべて下さい。

著者は

グルテンはまさしく「寡黙な病原菌」

19ページより

と述べています。

え!?グルテンってそんな感じなの?

グルテンは様々な病気の原因

最近グルテンフリーって言葉よく聞きません?

テニスのジョコビッチ選手の影響でグルテンに関する関心が高まっていますよね?

このグルテンは消化器官だけではなく、脳にも影響を与えると述べています。

著者は

神経系や脳という人目に触れない奥深い領域で起きているので、多くの人はただそれに気づかないだけだ

94ページより引用

と述べています。

なので、

ちっこくぅー、ちっこくぅー!!

と言ってパンを加えながら学校に行くドジっ子主人公の頭の中は

炎症が起きている!!

という事になりますね。

じま悪魔
じま悪魔

そういう表現やめろや

この後の本の内容

グルテンで脳やられるから!!バイビー!!

じま悪魔
じま悪魔

バイビーって年齢ばれるぞ!!

じま天使
じま天使

最早死語だよね・・・

で終わりではありません。

著者は炭水化物全般避けた方がいいと述べています。

炭水化物なしなんて・・・・

私達に死ねと・・・・?

著者は

  • 何を食べればいいのか
  • どうすれば脳がいつまでも元気でいるのか
  • 具体的なプログラム

などを詳細に書いてくれています。

優しいね!!

この本全部で365ページ!!しかもビッシリ書いてありますが、読んでおいて損はない本だと思います。

じまとパン(読み飛ばし可)

セブンイレブン編

私、パン大好きです!!

1時期毎日菓子パンを4個食べていました。

1個3口くらいで食べていた気がします(笑)

セブンイレブンのパンが大好きで新作が出る度に食べていました。

ただパンを昼に食べると、いつもその後必ず眠くなって、トイレで寝ていました(ナイショですよ)

オギノパン編

オギノパンを知っていますか?

オギノパンの揚げパン、

神ですよ!!

私はパンが好きすぎて、会社の後輩4人くらい連れて土曜日の朝早くから神奈川県厚木市にある直売所まで車でよく行ってました。

1人でパンを2000~3000円買う集団となり、

謎の爆買い集団

になってましたね・・・・

午前中に解散してその後はお腹いっぱいになって

寝る!!

ささやかな幸せでした。

「いつものパン」があなたを殺すをやってみた

脂肪を積極的に摂る

この本では炭水化物を減らして脂肪を積極的に摂ることを薦めているので、バターコーヒーを毎朝飲むようにしました。

バターコーヒーは私がTwitterでフォローしている「じゃんぼさん@ゆるダイエッター」@jambo_kyodaiさんのブログで紹介されていましたので詳しくはこちらをご覧ください。

またこれはダイエットしていた時からやっていたのですが、ナッツ類も積極的に摂るようにしました。

ナッツは体に良い不飽和脂肪酸がたくさん含まれています。

私は食事は基本1日2食ですが、間食でミックスナッツを食べています。

おつまみ屋さんのミックスナッツはいろんなナッツが摂れてオススメです。

ペカンナッツがうましです!!

あとはオメガ3脂肪酸を含む食品を摂るようにしました。

オメガ3脂肪酸とは魚やクルミに含まれる良質な油の事です。

ここのサバ缶が美味しいです。

肉体面の変化

痩せます。

私15キロ痩せました。

ダイエットを始めた時に、炭水化物をやめて、たんぱく質や野菜中心の生活にしたら特に運動とかせずに痩せていきました。

どんな食生活だったかはこちら

とても体が軽くなり、若々しさが取り戻せました。

揚げ物など食べまくってますが、これからは良い油にこだわってみようと思います。

精神面

なんだが頭がいつもスッキリしている気がします。

何事にも前向きになりました。

炭水化物は基本1日に1食しか食べてませんが、特に体に異常はありません。むしろ空腹時の方が目が冴えて仕事も効率よくできるようになりました。

なんだか生まれ変わったみたいです。

炭水化物との付き合い方

炭水化物を抜く事は諸説ありますが、私は

つかず離れず・・・・

という考えです。

だって仕事をしていると付き合いで取引先と食事する際に

いや、私は糖質は・・・・

なんて言ったら雰囲気悪くなるでしょう?

気になっている女の子と初デートで「パスタが食べたい、イタリアンにしよう」って言われた時に、

いや、僕は糖質を含む食べ物は食べないようにしているんだ。君は糖質が身体にどんな影響を与えるのか知らないのか?糖質は・・・・クドクド・・・僕は君の体を心配しているんだ。

なんて言ったら、かなりの確率で

次はないですね!!

炭水化物は最早私達と切っても切れない関係ですし、何よりも

うまいよね!!

感想

この本を読む前からパンなどの炭水化物を抜いて脂肪を摂る生活をいつの間にかしていたのですが、体と精神面は全然違います。

グルテンが本当に脳に影響があるのか?

それはまだ私自身の体では証明できません。

ただ、炭水化物との付き合い方は見直した方がいいかと思います。

私がこの生活を続けて30~40年後、健康でいれたら少なくとも私というケースにおいては正しい事だったと証明できると思います。

正解は

30~40年後!!

長いね!!

良き人生を!!

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