はじめに
みなさん、こんにちは。イケてるおじさんを目指しているじまです。
今回はみんな大好き揚げ物についてのお話です。
他の追随を許さない、圧倒的に格の違う料理、全国民に愛された、それが・・・・
揚げ物!!
食べ物総選挙があったら必ず上位に食い込む程の人気振りですね。
糖質制限をしていた私も揚げ物ばっかり食べていた時期がありました。そんな我々の聖域とも言うべき揚げ物に対して今回は踏み込んでいきたいと思います。
今回紹介する本はこちら
フライドチキンの呪い チキン・から揚げで10年早死に
著者:船瀬俊介
発行:共栄書房
※アフリエイト広告を利用しています。
私達の絶対的な推しメン、フライドチキンが呪われているとはどういうことなのか?
揚げ物は実はNGだった
衝撃的な一文ですよね。
これはアメリカのアイオワ大学ウェイ・バオ博士らが、107.000人の女性を対象にした研究からわかったことで、揚げ物と死亡率の関係に関して大規模な調査を行った研究結果なのです。
揚げ物って体に悪いってわかってはいたけど・・・・
ちょっと胃もたれしたり、ムカムカしたりするくらいだと思ってました・・・・
日本の国民食からあげ
毎日〇ンタッキー行かねえし・・・・
我々には名前は違いますが、あるじゃないですか?
からあげが!!
コンビニ、スーパー、弁当屋、飲食店、そして最近は専門店も急激に増えてますよね?
なぜこんなにも我々の身の回りにあるのか?
売れるからです!!
そう、私達はからあげが好きで好きでたまらない、からあげ
大好きっこ
だったのです。
フライドチキンを1日1個以上食べると死亡リスクが13%上昇するというのは、私達にとって無関係な話ではないのです。
揚げ物はどうヤバイ?
著者は揚げ物の危険性を10個あげています。
- ①肉食の害
- ②血流は酸性に
- ③血流障害を起こす
- ④細胞は酸性に
- ⑤過酸化油脂の害
- ⑥発がん物質 アクリルアミド
- ⑦骨からカルシウム流出
- ⑧毒性アンモニア発生
- ⑨加熱による「糖化」
- ⑩危険な油の害
やめてくれー!!私達のからあげをそんな風にいわないで・・・・
この10個の中で3つのみ解説していきます。
発がん物質 アクリルアミド
揚げ物は自然界にはない高温の油で揚げることで、食品の油脂やたんぱく質に作用し、強烈な発がん物質になると述べています。
それが
アクリルアミド!!
アクリルアミドとは接着剤やプラスチック製造工場で使用されている薬剤で強い毒性をもっています。
過酸化油脂
油脂類は空気に触れると酸化し、過酸化脂質に変化し、過酸化脂質は強い発がん性があると述べています。
そして万病の元、活性酸素が大量に発生すると述べています。
なので、スーパーなどの総菜コーナーなどにある揚げ物は時間がたっていることが多いので要注意ですね。
加熱による「糖化」
糖化に関してはこちらをご覧下さい。
揚げ物には高温の油が不可欠な為、その高温が「糖化」を引き起こすと述べています。
揚げ物を食べること、それは・・・
デンプシーロール並みの
連続攻撃を食らうことに匹敵するくらい、私達の体に大きな影響を残すのです。
更にヤバイ フライドポテト
アクリルアミドの発生
揚げ物がヤバイのはわかったよ!!でもフライドポテトはOKだよね!!じゃがいもを揚げているし・・・
アメリカ、イギリス、イタリア、スペインの研究チームのブレシア大学医学部ルイジファンターナ博士らの研究チームはこのような結果を報告しました。
衝撃的事実!!
高温になった油と炭水化物を組み合わせると、発がん性物質のアクリルアミドが発生すると述べています。
特にじゃがいもを揚げることが大量のAGEを発生させると述べています。
フライドポテトやポテトチップス、みんな大好きですよね!!
糖質を高温の油で揚げること、それは現代の黒魔術というべき調理法だったのです。
揚げ物は揚げる時ジュワ~~、食べる時にサクッと心地の良い音なりますよね。
あの音は食材の、
やめてくれ~
という食材の、油の
叫びの音なのですよ!!
悪いのは食材でもなければ、油でもありません。
その油を高温にし、揚げてしまうという工程がダメなのです。
なぜそこまで私達の体に危険性があるのにそんなことをするのか・・・・
私達が望んだからなのです!!
ただ美味しさを優先した私達の食べ方が間違っていたということなのです。
AGE(糖化)発生の仕組み
外因性糖化
AGE発生にはどのような物が関わっているのか?
それは調理法によって違うと述べています。
AGEの発生が多くなる食べ方
- 焼く
- 炒める
- 揚げる
- 圧力釜を使う
この中でも揚げるのが一番AGEが発生しやすくなると述べています。
AGEの発生が少なくなる食べ方
- 蒸す
- 茹でる
- 煮る
これらの調理法ではほとんどAGEは発生しないと述べています。
内因性糖化
これは私が何回かこのブログ「イケてるおじさんになる」でも紹介してきました。
これは糖質が多い食事をした時に起こるケースです。
AGEの多い少ないを示した表はこのサイトが分かりやすかったです。
この本の内容
この本は11章構成になっております
- 第1章 さらば!ケンタッキー、から揚げ家族もご用心
- 第2章 フライドポテトも危ない!
- 第3章 揚げ物大好き家族はヤバイ!
- 第4章 料理油の選びまちがいは、生きまちがい
- 第5章 いきなりステーキ、いきなりポックリ!
- 第6章 ハンバーガーが、人類と地球を滅ぼす?
- 第7章 「スーパーサイズ、ミー!」マックで死にかけた
- 第8章 牛乳、チーズ大好き家族の落としワナ
- 第9章 食べてはいけない!パン、カレー、シチュー
- 第10章 サハラ砂漠が、人類の放牧で生まれた
- 第11章 知ってはいけない?不都合な真実
私は3時間くらいで読めました。
物語の前半は揚げ物に関してですが、ファーストフードの危険性や他の食材、また社会問題にも触れています。
興味のある方はぜひ手に取って読んでみて下さい。
フライドチキンの呪いをやってみた
調理法を工夫してみる
前の回でも紹介した鶏もも肉のサラダチキンもいいのですが、
毎回食べていると、鶏もも肉といえど、ぶっちゃけ・・・・
飽きます・・・・
なので、蒸すという調理法において、こんなレシピがありました。
このレシピ美味しかったです。
炒めるというのは一番手っ取り早く簡単なのですが、蒸すメリットは放置できるということ。
週に何回かは蒸すという工程も取り入れてみてはいかがでしょうか?
いい油を買ってみた
この本の中で油を高温で調理することをやめることの他に著者が述べているのが、
油を変えましょう!!
ということ。
著者オススメの堀内製油のごま油を買ってみました。
なるべく生で摂る方が良いので、豆腐やサラダにごま油と塩で食べても美味しかったです。
市販品とは違い、なめらかで香りがとても良いです。
今週のじま
- 体重 63.2㎏(+0.4㎏)
- 体脂肪 11.5%(+2.2%)
- 内臓脂肪 3%(+2%)
ここ最近上がったり下がったりを繰り返しているのですが、上がり幅がいつもより大きいので、沖縄の出張で食べ過ぎたようです・・・・
- アンチエイジングな朝食
- 毎日お米1合を一気に食べる(朝やお弁当におにぎりにしてもっていきます)
- 1週間で歩ウォーキング(出張もあったので少な目でした)
- バターコーヒー(週に2日お昼がわりに飲んでます。)
- オートファジー(基本的に2食です)
- マヌカハニー(毎日5~10g食べています)
- 毎食野菜を食べる(抗酸化と食物繊維、ビタミンを摂るために毎日食べてます)
- 間食はミックスナッツとハイカカオチョコレート
- 良い脂質を摂る
- スパイス、ハーブ類の活用
- 調理法に気をつける←NEW
とにかく油を高温にするとAGEが発生しやすくなるので、さつまいもを蒸してみました。
この道具とても便利です。
食後何か物足りない、甘い物が食べたいと思った時、今までは鳩サブレーなどのお菓子を食べていましたが、さつま芋は食物繊維が豊富で皮にはポリフェノールが豊富で、抗酸化作用があります。
小腹みたしにはちょうどいいですよ。
感想
誤解しないで頂きたいのが、揚げ物を全く食べるなというわけではなく、日常的に食べることに危険があり、せめて週に1回くらいなら・・・
まあいいんじゃない?
と著者も述べています。
食材は調理法によっては毒にも薬にもなる存在。
聞こえませんか?揚げられてしまったじゃがいも達の叫びの声が・・・・
蒸す、煮る、茹でるの時に出る音、コトコトコト・・・・グツグツグツ・・・・
これこそがじゃがいもの喜びの声。
今夜のおつまみはフライドポテトではなく、じゃがバターにしてみましょう。
良き人生を!!
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